2011年11月28日

ゆるキャラサミットin羽生

埼玉で行われた「ゆるキャラサミット」に我らがたけのこまんも出場していました。
その時の様子が動画で流れているのでご紹介。
http://www.youtube.com/watch?v=Eeu7U1xjJkA&feature=share

BGMで流れているのは「たけのこまん音頭」かと思われます・・・。  


Posted by 木霊 at 17:59Comments(0)山東まちづくり会

2011年11月28日

地球温暖化防止のためにもっと木を活用しよう!

先日の日本木材青壮年団体連合会近畿地区奈良大会でのこと。
懇親会に先立っての挨拶の中で、今木青連が取り組んでいる木材活用についての話がありました。

地球上に存在する炭素の総量は決まっている。
地球温暖化防止のためにいま言われているのは、大気中の二酸化炭素を減らすことである。
大気中の二酸化炭素を減らすということは、即ち大気中の炭素を減らすことでもある。
木材には炭素が含まれている。木材を木材のまま使うということは固体となっている炭素を使用すること。
固体の炭素が増えれば、大気中の炭素は減る。(地球上の炭素の総量は変わらないから)
木材を積極的に活用することは、地球温暖化に歯止めをかけることだ!
(勿論、木材を活用するために伐採した後には、新しい苗木を植樹するのです)

まぁ、私も含めて木青連メンバーの間では当たり前のことではありますが、改めて認識を強くしたお話でした。


そんな近畿地区大会からまだ日もたたないところで、こんなニュースをみつけました。

軸が木材のボールペン
 三菱鉛筆はペン軸に鉛筆用木材を使ったキャップ式ボールペンを9月16日に発売した。北米産のヒノキの一種、インセンスシダーを採用。鉛筆のイメージを踏まえながら、自然派志向の雑貨の味わいを出したデザインにした。
 インクにはにじみにくく、書き味が滑らかなゲルタイプを使用。キャップは樹脂製でポップな色調にした。細身なので手帳と組み合わせても使いやすい。価格は294円、販売目標は初年度1億4000万円。


国産材でないのが残念ですが、でも木材を活用するというのは良いですね。
木の軸は使い込めば味が出てくるでしょうから、使い捨てボールペンではなく長く使うという意味でも良いと思います。
和歌山ではどこで入手できるのだろうか・・・。  


2011年11月27日

お札の祀り方

今年もあと1ヶ月余りとなりました。
11月23日の新嘗祭に併せて、伊太祁曽神社では新年の大麻頒布始祭を執り行いました。
まもなく、各地区で総代さんを通じて明年の神札が各家庭に届けられることと思います。

ところで、意外と皆さんお札の正しい祀り方をご存じないみたいですね。
神棚祭の依頼があって訪ねると、宮形の外に並べられていて、中には随分と昔の神札が納めてあったりということがしばしばあります。
そこで、神社で毎月発行している社報 「お宮だより」 の今月号表紙には宮形(神棚)への神札の祀り方について記しました。

このブログにも掲載しておこうと思います。


宮形には、「神宮大麻(伊勢の神宮のお札)」、「氏神様のお札」、「その他崇敬する神社のお札」 を納めます。
ですから、特段崇敬する神社がない場合でも、本来は2体のお札が宮形に納められるのです。
一般的に家庭に祀られている宮形は、上の写真のような 一社造り と呼ばれる、扉が1枚のものだと思います。
その場合、「神宮大麻」「氏神様のお札」「崇敬神社のお札」の順に手前から重ねて納めます。
つまり、どの家庭でも一番前に納められているのは 神宮大麻 ということになるのです。

時々、1つの宮形には1枚のお札を納めるものだと思っている方がいらっしゃり、「お伊勢さんのお札と氏神様のお札を・・・」と説明すると「うちには神棚(=宮形)が1つしかないので・・・」と言われる方がいますが、上記の祀り方をしますので宮形は1つでも複数のお札を納めていただいて結構です。
崇敬神社についても、特に1社に限るわけではありませんので、適宜順番に重ねて納めていただけば結構です。

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2011年11月24日

柏木白光さん参拝

JR西日本などが主催して実施している「和歌山紀北キャンペーン~祓い祈り希う」の題字を揮毫された、書家の柏木白光さんが参拝されました。

このキャンペーンは、紀伊国の「いのり」と「みのり」をキーワードに、心清らかに祈り、そして美味しい秋の実りを楽しんで貰おうと言う企画です。
和歌山県北部の紀の川沿い「紀北」と呼ばれるエリアに鎮座する紀伊国一の宮3社と名刹3寺、そしてそれらを参拝・参詣するための鉄道3社共同で行われている企画です。
キャンペーンの詳細はこちらのサイトをご覧ください。

今年のキャンペーンは11月末日で終わりますが、また来年も予定をしています。  


Posted by 木霊 at 10:36Comments(0)著名人の参拝

2011年11月23日

離婚に際しての式典?

気になったニュースの2件目です。

結婚式に対して「離婚式」というのが最近行われるそうです。
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20111121/116114/?ref=top-shin

一緒に生活してきた関係を抹消して、それぞれが新たな1歩を踏み出すためのケジメの儀式という位置付けとのことですが、その内容を見ると私にはおよそ理解しがたいものです。

そもそも流れが結婚式を模倣して組んでいますから、意味不明なものがいくつかあります。
ちょっと挙げてみますと・・・

「旧郎旧婦」・・・結婚式の「新郎新婦」に対しての意味なのでしょうが、そもそも日本語として意味不明です。

「裂人(さこうど)」・・・結婚式の「仲人(なこうど)」に対してなのでしょうが、仲人は結婚する二人の仲を取り持った方という意味です。それに照らし合わせるのなら二人の仲を引き裂いたひとということ?
そういう意味ではないと注記がありますが、それならそんな役割をつくる必要がそもそもないと思います。
友人代表の挨拶なども必要なのでしょうか?

「離婚届への署名捺印」・・・人前式などで執り行われる婚姻届への署名などに対しておこなうのでしょうが、この行事のみが私的には「まぁ理解できなくも無い」というレベルです。
この後に、子供を育てることに関しては二人が協力してゆくことを誓うようですが、なんかこれも割り切れない行事ですね。勿論子供の視点からすれば、両親共に仲良く接したいと思いますし、「子の福祉」という観点からも当然必要なことではありますが・・・。

「結婚指輪をハンマーで叩き壊す」・・・指輪交換に対してだそうです。なんかここまでくると笑ってしまいます。ちなみに「旧婦」は指輪を質に入れて現金化するということで「旧郎」の指輪だけが行われたそうですが、私は元奥様の判断に賛同します。

「会食」・・・そもそもこんな会食で何を話すのか良く分りませんが、その間に結婚生活を送った期間のスライドが上映されるそうです。何のために?意味不明です。

ちなみに参列者は「喪服」に身を包んだ方もいらしたいるとか。確かにどんな服装で出席したらよいのかすら困惑してしまいますね。

記事の最後には
別れを祝う離婚式を挙げられるのは、ある意味“いい夫婦”でないとできないことなのかもしれない。
と締めくくっていますが、確かにこんな式ができるのは「それなりに円満な別れ」がまとまった場合しか出来ませんね。そもそもそんなことが出来るのであれば、少し努力すれば夫婦として継続できるのではないかとも思いますし、それでも離婚するとしても「それなりに良い関係」でお付き合いが出来るようにも思いますから、この式の意味が良く分りません。

そして、もっとも根本的な疑問が、一体「何に対して離婚を告げる(報告する・誓う?)」のかということ。
なんか一番大事な部分が抜け落ちて、見た目だけの行事を行っているように思います。

私なら、両者揃ってこんな行事をするくらいなら、それぞれが別々に親しい友達と一緒に会食や飲み会を開いて、友人・知人に再出発を誓うほうがよっぽど良いと思います。

「ちょっとしたつぶやき」のつもりが随分と長くなってしまいました。
でも内容的にはどうでもよいことなので、分類は「ちょっとしたつぶやき」のままにしておきます。  
タグ :離婚式


2011年11月23日

食の安全意識

昨日、今日で気になったニュースがいくつかあったので挙げておきます。
まずは1つ目。

【賞味期限3ヶ月の駅弁】
列車事故を起こしたシナの高速鉄道で販売されている駅弁に「賞味期限3ヶ月」というものがあるそうです。このお弁当は半分がご飯で、残り半分に鶏の煮付けと卵が入っているそうですが、ご飯には青かびが生えているとか。弁当会社の経営者は「私どもの弁当は高度の加工技術と徹底した衛生管理のもとで製造しているので、3ヶ月はおろか6ヶ月でも大丈夫です」と豪語しているということですが・・・。取材に行った日本のレポーターが「カビが生えていたようですね」と問うと「あんた関係ないでしょ」という返答だったとか。ちょっと日本では考えられないことです。

(このニュースは某紙に掲載されていた記事から概要抜粋です。)  


2011年11月20日

神社での歩き方

私たち神職は、基本的に参道の中央を歩くことをしません。
参道の中央は神様の通り道とされているからです。
最近は、神社参拝のハウツー本にこういったことが記されているものもあるようで、一般の方の間にも随分と浸透してきているように思います。
(昔は年長者からこういったことを教えられて、常識の範疇であったと思うのですが・・・)

しかし、私たち神職が装束をつけているときは別で、概ね参道の中央を歩きます。
祭事・神事の時は平時と異なるのです。
そして、祭典奉仕などに関わらない立場で、装束をつけた神職と行き交う場合は道を空け頭を下げます。
このことも、昔は年長者から教えられて一般でも行われていたことだと思います。

最近はこういうことを知らない方が本当に多くなってきましたね。
先ほども、正式参拝の方があって参拝を終えて石段を降りていると、石段の中央を駆け上ってくる子供と、後ろからついて上ってくる親御さん。
道を空けるというそぶりも無くすれ違って行きました。
祭典の参進などでも、平気で真ん前を横切ってゆく年配の方もいらっしゃいます。

白衣袴姿の神職に対しては普通に接していただいて構いませんが、基本的に装束をつけているときには道を空けていただきたくお願いします。

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2011年11月16日

神話って何だろう?

日供祭を奉仕して社務所に戻ると朱印帖を持った参拝者が待っておりました。朱印を押している間、七五三詣りの子供用に待合室に置いてある古事記の絵本などを読んで待っておられました。朱印帖をお渡しすると「神話ってなんなんでしょうね?」との質問。職員朝拝直前の時間だったので「民族の記憶ですね」と返答。
「でも、事実ではないですね」と言うので、「神話に記されている通りのことが1から10まで全て起こったのではないでしょうが、全部が荒唐無稽だと考えるのもマチガイ。我々の先祖のものの見方、捉え方、倫理観。後世に伝えるべき事実を集約・脚色したもの。」という主旨の返答をしました。
その方は「神様は確かにいらっしゃる」と思い神社を参拝されている方でしたので納得して、次の目的の神社へと出発されました。
神話とは何かを簡潔に説明できるだけのモノは持ち合わせていませんが、「神話を忘れた民族は例外なく滅んでいる」という英国の歴史学者A・J・トゥインビーの言葉を胸に刻んで、日本神話を知らない日本人に伝えてゆかなくてはいけないと思っています。

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2011年11月15日

洋服記念日

毎朝NHKで放送されている連続ドラマ「カーネーション」の月曜日(14日)の葬儀のシーンで会葬者が皆紋付羽織だったことに少々違和感を覚えた方もいらっしゃるのでは?

11月12日は洋服記念日だったそうです。
明治5年(1872)11月12日に太政官布告「礼服ニハ洋服ヲ採用ス」が出され、それまでの公家風・武家風の和服礼装が廃止されたそうです。
あのシーンはこれ以後ではありますが、一般庶民の生活ですからまだまだ礼装は和服なんですね。
紋付羽織袴は和服における礼装ですから、当然葬儀のときはあれで良いのですね。

しかし、今日では紋付を着るのは何かお祝い事だけのような雰囲気が強くなってしまっています。
正月番組などでもタレントさんが羽織袴姿で出てくることが多いみたいですね。
神前結婚式でも、新郎は紋付袴姿が一般的。
そんなイメージから「紋付羽織袴=祝い事」というイメージが定着してしまってきているのでしょうか。
この太政官布告も少なからず影響はあるかも知れませんが・・・。

祖父の葬儀に際して、喪主である私の父と、そして内孫男三人は羽織袴で葬儀に臨みました。
「葬式なのに・・・」という声もわずかばかりあったとも聞いていますが、神職として寿命を全うした祖父を送るのにはやはり日本本来の礼装で送り出すべきだという思いがあったことを思い出しました。

11月12日は、明治5年の太政官布告に由来して全日本洋服協同組合連合会が「洋服記念日」に制定したそうです。  

2011年11月12日

お鍋の季節です




昨日、来客があったので夕食にと刺身を買いに行きました。こういうときは貴志川の丸己さんにお願いすることが多いのです。
予算を伝えて適当に盛り合わせをしてもらっていると、奥で巨大な魚を捌いていました。
そうです、クエです。九州ではアラと呼ばれ珍重されているあの魚です。
鍋が美味しい!
これ1匹で20万円だそうです。高級魚ですね。でも、また食べてみたいです・・・。  
タグ :クエ鍋


Posted by 木霊 at 18:01Comments(0)和歌山のお店

2011年11月11日

メールアドレス

プロバイダーの変更などを考えて、10年以上前から使用している転送用の無料アドレスがいよいよ有料になると通知が届いた。
覚えやすいように、打ち間違えられないように、氏名を織り込んだメールアドレスなので変更することなく継続して使いたいので、やむなく有料手続きを。
まぁ、これまで広告メールの配信や、メール内に広告が入ることなく、完全無料でやってくれていたのが不思議なくらいだったのだが・・・。
しかし、突然今月末で無料サービスは終了とは・・・。びっくり。  


2011年11月10日

祭日の意味と労働

11月の休日は3日の「文化の日」と23日の「勤労感謝の日」。
いずれも本来は祭日です。これはそれぞれの休みの意味を紐解けば分ります。

文化の日は昔は明治節と呼ばれた祭日。明治天皇の御生誕日です。
明治になって日本は文明開化をして西欧列強の仲間入りをしたという歴史を踏まえて、明治節を「文化の日」と改めて継承しているものです。

勤労感謝の日は新嘗祭の祭日。今年の新穀を神様にお供えして祝い、また天皇陛下には宮中神殿において神々と共に新穀を食されると言う大事な神事が執り行われる日です。これを転じて全ての労働に感謝使用と言う趣旨で制定されたのが「勤労感謝の日」。

ですから、いずれもこれらを国民こぞってお祝いするために休みとした訳ですが、そういった意味が教えられていないので「単なる休暇」に成り下がってしまっています・・・。

改正祝日法により、いくつかの祝祭日は決まった日ではなく曜日に左右されるようになってしまいました。
連休をつくることで観光などを促進し経済効果を生み出すためということだったと思いますが、そのために各祝祭日の意義が薄れてしまいました。そして、経済効果はそれほど顕著に現れていないのではないでしょうか?

また、「日本人は働きすぎる」などと諸外国から言われ休暇を増やすべく週休二日制などを導入したところが多くありますが、そもそも日本と西欧社会では労働に対する捉え方が異なります。

少なくともキリスト教圏において労働と言うのは人間に与えられた苦役・義務だと聞いたことがあります。
神々の意に背いたアダムに対して、汗水流して労働することを課したというものです。

一方、日本では神々も労働をしています。天照皇大神が機織をされていることなどが「天の岩戸」の話に描写されています。

こういった背景による違いと言うのもあることを知っていて欲しいと思います。  


2011年11月07日

たけのこまんブランドのお米

山東まちづくり会の企画で、子供たちと一緒に田植え、稲刈りをした稲を、天日干しをして充分に乾燥させ、脱穀、精米して白米となってきました。
収穫され精米されたお米は、田植え・稲刈りに参加してくれた子供たちに配ろうと、袋詰めされ、昨日神社に届けられました。
そのお米がこれ!

たけのこまんのお米

なんと、山東まちづくり会のマスコットキャラクター たけのこまん のイラスト&写真入りです。
非売品ですので、念のため。  


Posted by 木霊 at 14:52Comments(0)山東まちづくり会