2013年05月21日

激レアなバニラアイスクリーム

天皇陛下のために作られたアイスクリームというのが存在するのですね。
【激レア】天皇陛下のために作られたアイスクリームが絶品 / 宮内庁「最高のアイスクリームを頼む」- ロケットニュース24(2013年5月20日09時00分)

皆さんは、天皇陛下のために作られたアイスクリームが存在するのをご存知ですか? 昭和43年に天皇・皇后両陛下のため、特別に作られた激レアなバニラアイスクリームが存在するのです。その特別なアイスクリームがコレです。

・その名もスノーロイヤル
そのアイスクリームは雪印パーラーの『スノーロイヤル』。卵を使用しないことにより、フンワリとした口どけを実現。実際に食べてみたのですが、スプーンを入れると不思議な感触が伝わってきます。粒子がやわらかいのか、力を入れなくても埋没していくのです。

・後味がサッパリしています
味も食感も新鮮で、簡単にたとえれば「生クリームをアイスにした感じ!」といった食感でしょうか。卵が入ってない影響なのか、マッタリとしたミルクの濃厚感は残しつつ、後味がサッパリしています。脂肪分が関係しているかもしれません。以下は、雪印パーラーによる『スノーロイヤル』の説明です。

・宮内庁より最高のアイスクリームをとの依頼
「昭和43年、天皇・皇后両陛下のために特別に作られたバニラアイスクリームです。宮内庁より最高のアイスクリームをとの依頼で種々の配合による半年間の試作の結果、乳脂肪16%というかつてないタイプのアイスクリームが完成しました」(引用ここまで)

・未体験のアイスクリーム
この『スノーロイヤル』は、北海道の雪印パーラー(札幌本店やテレビ塔店など)で食べられます。通販もしているようなので、未体験のアイスクリームを味わってみた人はチェックしてみるといいかもしれません。

http://news.infoseek.co.jp/article/rocketnews_20130520329894

卵を使っていないので普通のアイスクリームとは全く別のモノだそうです。
確か安倍晋三総理はアイスクリームが大好物だったと思いますが、既に食されているのでしょうかね?
特別なモノではありますが、通販も行われているようです。  


2013年05月19日

宝塚歌劇団 鳳月杏さん参拝




宝塚歌劇団の団員、タカラジェンヌが各地を訪ねてゆく旅番組 「いにしえ逍遥 ~旅タカラジェンヌ」 の取材がありました。
お越しになられたのは 月組男役の鳳月杏さん。

CS放送のタカラヅカ・スカイステージ(http://www.skystage.net/ : 宝塚歌劇の専門チャンネル)で、約2週間の期間ほぼ毎日放送されるそうです。
番組は6月下旬に数回放送されるそうです。またKBS京都では7月7日に放送予定とのことです。  


Posted by 木霊 at 12:11Comments(0)著名人の参拝

2013年05月13日

人の名前と漢字

先日、神社でちょっとした催しを行いましたが、新聞社・ラジオ局が取材に来ていました。
その時のやり取りが少々気になったので記しておきます。

某新聞社の記者が、催しに参加してくれた子供に氏名を尋ねた時のやり取りです。(会話の一部は省略しています)

記者A 「お名前は?」
子供B 「ヒロ○○です。」
記者A 「どういう字を書くのかな?」
子供B 「広いという字の中が黄色のヒロと・・・・(以下略)」
記者A 「廣じゃなくて広でもいいかな?」

おそらく、紙上で使う文字をなるべく簡易なものにしようという編集方針から 「廣」 ではなくて 「広」 で良いかという確認なのでしょうが、これはいけません。人名とか固有名詞は軽々に変えてしまってはいけません。
確かに 「廣」 は 「広」 の正字であり、つまり 「広」 は 「廣」 の略字ですから、同じ文字ではありますが・・・。
でも、同じ字だから良いでしょうという風潮が進むと同じ読みだから良いでしょうという方向に進まないとも限りません。
極端な事を言うと、織田信長での小田信長でもどちらでも良いことにされてしまうということです。

そんなことを漠然と思っていたら、同じ日にこんなやりとりも聞こえました。

記者C 「お名前は?」
子供D 「○○サキです。」
記者C 「○に崎でいいのかな?」
子供D 「違うよ。山じゃなくて立だよ。」
父兄E 「どっちでもいいよ。同じ字だから。」
子供D 「お母さんが違うからちゃんと書かなきゃいけないって言っていたよ。」
記者C 「右の上が”大”じゃなくて”立”のサキだね。○○ザキ君でいいのかな?」
子供D 「ザキじゃなくてサキです。」
記者C 「○﨑と書いて○○サキ君だね。」

ちゃんと違うと言えたこの子供は偉いと思いますし、そう教育しているお母さんは立派だと感じました。

﨑は環境依存文字なので機種によっては表示されないかもしれません。
文字のヘン(左側)が”山”、ツクリ(右側)が”立”と”可”です。

些細なことかもしれませんが、実は大切な事なんです。

ちなみに、伊太曽神社はよく伊太曽神社と表記され、間違っていると指摘するとしばしば 「あっ、イノルの古い字なんですね。」と言われますが、 は全く別の文字です。
そして、 のヘン(左側)は ですか ですかとも聞かれますが、これは字体の問題でどちらでも構いません。
文字に携わる生業の方々には、こういったことはちゃんと知っておいてほしいものです。  


2013年05月12日

憲法は為政者を拘束するためのもの?

第2次安倍晋三内閣が発足して、日本国憲法の改正談議が活発になっています。
(無効とか破棄という議論もありますが、とりあえず「改正」という枠でくくっておきます)

勿論野党勢力には反対派があります。そんな中、反対派にこんな発言があったようです。
96条改正「権力者要求満たしたいだけ」 民主・辻元氏

■辻元清美・民主党衆院議員

 憲法改正発議要件を3分の2から2分の1にする話で、安倍晋三首相は「国民の手に憲法を取り返す」と言うが、逆だ。憲法で縛られている権力者が、自分たちが変えやすいように規制を緩めるのは、権力者が国民の手から憲法を奪うことにつながりかねない。ときの権力が暴走するのを国民が止めようという規範が立憲主義の基本だ。2分の1にしたいのは、権力者の要求を満たしたいだけではないか。(衆院法務委員会で)

http://www.asahi.com/politics/update/0510/TKY201305100298.html
先日、産経新聞社が 「国民の憲法」要綱 を発表し、去る5月3日の憲法記念日に私も発起人に名を連ねている 「和歌山憲法研究会」 でこれを読み込む会を催しました。
その中で、参加者各位が考える 「憲法とは何か」 という根本的話題になった時に 私は 「国柄を表すもの。国家の骨格。国体。」 と回答しました。同様に考えておられる方も随分といらっしゃいました。
他方、辻本議員の言うように 「憲法とは権力者を縛る規則」 と解釈する人たちがいるのも事実だというお話もありました。

さて、安倍晋三首相の憲法観は、上記2つでいうならばどちらに近いのでしょうか?
私は考えるまでもなく前者、つまり私たちと同じ考え方だと思っていますし、同様に捉えている人たちの方が多いと私は思っています。

上記を前提をすると、辻本氏とは憲法に関する根本的認識が異なりますから、そもそも議論になりません。
そして、辻本氏の議論に違和感を感じる方たちの憲法認識は、間違いなく私たちと同じであることは言うまでもないかと思います。
  続きを読む
タグ :憲法改正