2017年04月26日

人工知能

人工知能の性能が随分と上がってきています。

将棋やチェスで人工知能が人間に勝利したというニュースをしばしば見かけます。
自動運転をする自動車の開発が進んでいますが、危険予測性能が飛躍的に伸びていると聞きます。
何よりも驚愕的なのは、最新の人工知能は勝手に学習してゆくという点です。
人間と同じように経験を積んでレベルアップしてゆく。
これまでの人工知能はある程度人間がパターンを教えこんで成り立っていたものが、殆ど何も教えなくても学習して行けるようになりつつあるそうです。

こういった人工知能が発達すると人間の職が奪われるという心配も出ています。
一説では2045年には人工知能が人間の知能を上回るとか。

様々な職が機械化されると人件費が不要になりコストダウンになると推進されてきましたが、これは同時に人間が行う仕事を減らしてきたということ。
私が子供の頃はどこの駅にも駅員さんがいて、改札口には改札係がいました。
購入した切符にハサミを入れるのも人間の仕事でしたが、今は多くの駅で自動改札が導入され、若者には切符にハサミを入れるという事自体が理解不能な様子です。

自動運転システムが確立すれば、バスやタクシーの運転手は職を失うでしょう。
運動業も然りかもしれません。

人工知能に奪われない最後の仕事が 「イノベーションとコニュニケーション」 だそうです。

  続きを読む