2011年11月10日
祭日の意味と労働
11月の休日は3日の「文化の日」と23日の「勤労感謝の日」。
いずれも本来は祭日です。これはそれぞれの休みの意味を紐解けば分ります。
文化の日は昔は明治節と呼ばれた祭日。明治天皇の御生誕日です。
明治になって日本は文明開化をして西欧列強の仲間入りをしたという歴史を踏まえて、明治節を「文化の日」と改めて継承しているものです。
勤労感謝の日は新嘗祭の祭日。今年の新穀を神様にお供えして祝い、また天皇陛下には宮中神殿において神々と共に新穀を食されると言う大事な神事が執り行われる日です。これを転じて全ての労働に感謝使用と言う趣旨で制定されたのが「勤労感謝の日」。
ですから、いずれもこれらを国民こぞってお祝いするために休みとした訳ですが、そういった意味が教えられていないので「単なる休暇」に成り下がってしまっています・・・。
改正祝日法により、いくつかの祝祭日は決まった日ではなく曜日に左右されるようになってしまいました。
連休をつくることで観光などを促進し経済効果を生み出すためということだったと思いますが、そのために各祝祭日の意義が薄れてしまいました。そして、経済効果はそれほど顕著に現れていないのではないでしょうか?
また、「日本人は働きすぎる」などと諸外国から言われ休暇を増やすべく週休二日制などを導入したところが多くありますが、そもそも日本と西欧社会では労働に対する捉え方が異なります。
少なくともキリスト教圏において労働と言うのは人間に与えられた苦役・義務だと聞いたことがあります。
神々の意に背いたアダムに対して、汗水流して労働することを課したというものです。
一方、日本では神々も労働をしています。天照皇大神が機織をされていることなどが「天の岩戸」の話に描写されています。
こういった背景による違いと言うのもあることを知っていて欲しいと思います。
いずれも本来は祭日です。これはそれぞれの休みの意味を紐解けば分ります。
文化の日は昔は明治節と呼ばれた祭日。明治天皇の御生誕日です。
明治になって日本は文明開化をして西欧列強の仲間入りをしたという歴史を踏まえて、明治節を「文化の日」と改めて継承しているものです。
勤労感謝の日は新嘗祭の祭日。今年の新穀を神様にお供えして祝い、また天皇陛下には宮中神殿において神々と共に新穀を食されると言う大事な神事が執り行われる日です。これを転じて全ての労働に感謝使用と言う趣旨で制定されたのが「勤労感謝の日」。
ですから、いずれもこれらを国民こぞってお祝いするために休みとした訳ですが、そういった意味が教えられていないので「単なる休暇」に成り下がってしまっています・・・。
改正祝日法により、いくつかの祝祭日は決まった日ではなく曜日に左右されるようになってしまいました。
連休をつくることで観光などを促進し経済効果を生み出すためということだったと思いますが、そのために各祝祭日の意義が薄れてしまいました。そして、経済効果はそれほど顕著に現れていないのではないでしょうか?
また、「日本人は働きすぎる」などと諸外国から言われ休暇を増やすべく週休二日制などを導入したところが多くありますが、そもそも日本と西欧社会では労働に対する捉え方が異なります。
少なくともキリスト教圏において労働と言うのは人間に与えられた苦役・義務だと聞いたことがあります。
神々の意に背いたアダムに対して、汗水流して労働することを課したというものです。
一方、日本では神々も労働をしています。天照皇大神が機織をされていることなどが「天の岩戸」の話に描写されています。
こういった背景による違いと言うのもあることを知っていて欲しいと思います。
Posted by 木霊 at 12:01│Comments(0)
│大きなつぶやき・・・