2013年06月24日

スパークリング日本酒

先日、二十歳を迎えた当神社巫女の誕生祝を行いました。

その時にちょっと変わった飲み物を見つけたので頼んでみました。
スパークリング日本酒です。





冷酒は何があるかと尋ねたところ、これだけですと言って持ってきたのがこのお酒。
しかも持って来るまでスパークリングであることすらわかっていなかった店員さん・・・。

甘いだろうなぁ・・・と予想しつつ飲むと、やはり甘かった(笑  

Posted by 木霊 at 11:01Comments(0)お酒

2013年06月17日

Japan Red ???



先日上京した時に駅で見かけたポスター。

最近、こういう手合いが多いように思います。日本人としての誇り、大和魂を呼び起こそうという意図も含まれていると想像されるポスターに、横文字・・・。

ALL JAPAN , TEAM JAPAN 等々・・・。

なぜ、これらが日本語でないのか。ちょっとひねくれて思ってしまいました。
つまり、全日本とか挙国一致とかではダメなのだろうかと(笑

挙国一致はともかく、全日本はいいと思うのですがねぇ・・・。


ちなみに表題の Japan Red については、秋田新幹線の車体色として採用されている赤を指しており、この赤色はJR東日本は 茜色 であるとしています。日本古来の色名から採っている事より、Japan Red というのでしょうが、私にはちょっと違和感が・・・。

【茜色】わが国の赤系の色で、もっとも古いものの一つが「茜」である。ややくすんだ赤色だが、ふつう夕焼けの空の色に近い感じで、黄みが少ない。(中江克己『色の名前で読み解く日本史』青春出版社)

この新型新幹線の赤は非常に鮮やかな印象があり、茜色とは違うような気がするのです。

ちなみに赤系統の色について、日本古来の呼び名ではこういう色があります。
参考までに、HTMLによるWEBコードで近い色を表示してみます。
(色の解釈に若干違いがあり、またウェブで表現できる限界もありますので、参考程度に見てください。)http://www.colordic.org/colorsample/
http://www.benricho.org/colors/wa.html (JIS慣用色の和名一覧)

■■■ 赤(あか) #BE0032 ■■■

■■■ ■■■ 茜(あかね) #9E2236 ■■■

■■■ 緋(あけ) #D3381C ■■■
茜で染めた火の色。黄みのある濃い赤色、すなわち火の色。


■■■ 紅(くれない) #D7003A ■■■
紅は鮮やかで明るい赤色だが、大宝衣服令の「紅」は「ひ」と読ませていたから、古代では黄みをおびた赤色を指していた。原料の紅花が伝えられると、それまでの赤の主流となっていた茜と主役が交替し、奈良時代から平安時代にかけて、紅色が流行した。


■■■韓紅(からくれない) #E64B6B ■■■
韓の国から渡来した鮮やかな赤。


■■■ 紅の八塩(くれないのやしお) ■■■
紅の濃い色に「深紅(こきくれない)」というのがある。『万葉集』に「紅の八塩の衣朝な朝な馴れはずれどもいやめづらしも」という歌があるが、ここに詠まれている「紅の八塩」は、深紅と同じ色である。

■■■ 猩々緋(しょうじょうひ) #E2041B ■■■
非常に濃く、鮮やかな赤色。猩々緋という色名は江戸初期にできたのではないかと考えられているが、その色で染められた染織品は桃山時代、南蛮船で運ばれてきた。


■■■ 朱(しゅ) #EF454A ■■■
縄文時代、呪術に使われた鉱物。漆器に塗られている朱色は「ジャパニーズ・レッド」と呼ぶ。いまでは朱色というとオレンジ色に近い赤というイメージが強いが、古代のシナや日本では朱はまぎれもなく赤で、しかも最上の色とされていた。(色見本は現在でいう朱色)


■■■ 蘇芳(すおう) #94474B ■■■
清少納言が好んだ「血の色」。蘇芳と呼ばれるマメ科の植物の幹の芯を用いて染める。古代の重要な赤色染料。
『枕草子』では、蘇芳色は清らかで暖かい色としている。蘇芳色といっても濃淡があり、印象もかなり違うが、清少納言は紅梅色より蘇芳色の方が好みだったのだろう。


■■■ 臙脂(えんじ) #AD3140 ■■■
青黒みのある濃い赤色で、かつては女性との紺色のセーラー服に臙脂のタイを結ぶ姿が良く見られた。


と、ここに挙げたのは、日本で赤系統に分類される色の一例です。他にもいろんな色があるので興味があれば調べてみると面白いと思います。

ちなみに、この本の解説からすると、「ジャパン」とも呼ばれる漆器に用いられる赤が 「ジャパン・レッド」 であり、その赤は「茜」 ではなく 「朱」 ということでした。  


2013年06月14日

何をやりたかったのだろう??

西暦2020年(平成32年)のオリンピック開催に名乗りを上げている東京都ですが、猪瀬東京都知事は昨日(6月13日)に安倍総理大臣、下村文部科学大臣と、五輪誘致に関する会談を行ったそうです。
そのことが、昨晩のTVニュースで流れていました。

猪瀬都知事 総理と会談 五輪招致「盤石態勢で」

テレビ朝日系(ANN) 6月13日(木)22時34分配信
 13日夜、東京都の猪瀬知事が総理公邸を訪れ、安倍総理大臣と下村文部科学大臣らと会談を行った。

 猪瀬直樹東京都知事:「国家戦略でありますので、きょうは総理大臣と文科大臣と都知事という3者で結束を固めたと」
 会談では、2020年の東京オリンピック招致に向けて、政府が財政面で保証していくことや今後の取り組みなどについて意見交換が行われた。
 猪瀬直樹東京都知事:「東京の魅力をどういうふうにアピールするかということを話し合って。東京都自身がきちんとした基金を持っています。しかも、そのうえで政府が財政保証をする。こういう盤石な態勢で挑むということをきょうは改めて確認して、すでに確認していることですけども、何度も何度もお互いに気持ちのうえでも確認し合った」「(Q.トルコの国内情勢の不安定については?)他都市のことについては触れません」.
最終更新:6月14日(金)0時17分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20130613-00000047-ann-soci


その中で首を傾げたのが、都知事からの一連のコメントの後に出された記者からの質問。
なぜあんな質問をするのでしょうか?その質問の意図はなんだったのでしょう?

実際の会見ではもっといろいろと質問が飛び交ったかもしれません。もしそうだとすれば、なぜあの質問が選択されて放送されたのか。これも大きな疑問です。

都知事は以前に五輪誘致に立候補している他都市の批判をして注意を受けたという過去がありますが、それを狙っての揚げ足取りの質問であったのなら、全く低俗な記者であり、選択した編集者であり、許可したディレクターということになります。
この放送局が、局を挙げて五輪誘致に反対なのであれば、それは納得できますが・・・。
(もしそうならば、東京オリンピックが開催されることになっても、当該放送局は中継・結果報道はしないというポリシーを見せてほしい)

しかし、単純に考えて報道に携わる分野では五輪誘致に成功した方が、いろいろと企画も立てられるでしょうから良いのではないかと、素人ながら思う訳です。

結局、政治家などの揚げ足取りをするのが、最近のマスメディアの風潮ということでしょうか・・・。

もう2か月すると8月15日になります。
今年も九段坂の上では、閣僚に向かって 「公人ですか?私人ですか?」 といった無意味な質問がされるのでしょう。
そして、質問している記者自身が、自分の質問の意味を理解していません。
全くもって低俗な話です。  


2013年06月07日

魚雷2本発射!!!

先日、祇園祭で有名な八坂神社(京都市)で開かれた 全国清々会 に出席してきました。
清々会というのは、スサノヲノミコトを祀る神社の集まりで、同様に全国には同一祭神を祀る神社の集まりがあります(例えば八幡連合とか梅風会とか)が、それらの中でも最も古い会だそうで、今回で62回目の総会となります。

さて、総会議事を審議したのちは、記念講演会、そして会員からの研究発表・社頭報告会が行われ、いよいよ皆さまお待ちかねの懇親会となります。
この懇親会では、会員からの発表の中でご紹介のあった鳥取県のお酒2種がふるまわれました。

その銘柄が 『稲田姫』 『トップ水雷』 の2種。
いずれも鳥取県の酒蔵 稲田本店(http://inata.co.jp/)のお酒です。

稲田姫は、清々会の会員でなくともお分かり頂けると思いますが、スサノヲノミコトがヤマタノオロチを退治した後娶った奇稲田姫(クシナダヒメ)に由来するもの。
そんなご縁で提供がありふるまわれました。

もう1本のトップ水雷は、かの東郷平八郎元帥が命名された銘柄だそうで、大正天皇が皇太子時代に鳥取県行啓の砌、日露戦争の新兵器「水雷」からとったとのことです。水雷とはつまり、後の魚雷です。ブログタイトルを「水雷2本」としても良かったのですが、現代ではなじみが深い魚雷と書き換えて、ちょっとひねってみました。
こちらは2本が提供されました。
ちなみに、「水雷」 ではなく 「トップ水雷」 となっているのは、それまで 燗酒か常温だったお酒を冷やして飲むという飲み方を初めて行ったのがこの銘柄だったからとか。今でいう冷酒の先駆けですね。

いずれも大変に飲み口の良いお酒で、ついつい飲み過ぎてしまうので 「水雷に撃沈されないように」 とは、件の宮司さんの弁でしたが、さすがに精鋭部隊だけあって、2本程度の水雷では1人も轟沈することはなく、せいぜい大きく揺れる程度にとどまりました。

*天皇陛下が外出される場合 「行幸(ぎょうこう:みゆき)」と言います。皇后陛下・皇太后陛下・皇太子殿下・皇太子妃殿下の外出は 「行啓(ぎょうけい)」と言います。行幸啓(ぎょうこうけい)という表現をする場合、大抵は天皇皇后両陛下揃ってのお出ましを言います。  


Posted by 木霊 at 14:53Comments(0)お酒

2013年06月06日

最近の若い者は・・・

「最近の若い者は・・・」 こういうフレーズで始まる内容は、大抵年長者が若者に対して苦言を呈する時に用いられます。

神社仏閣に熱心に参拝参詣するのは年長者と相場が決まっていましたが、最近は変わってきています。
そして若者の方が正しい作法でお参りしていたりすることもしばしばあります。

むしろ「最近の若い者は・・・」と言う世代に対して「最近の年長者は・・・」と言いたくなる事もしばしば・・・。

そんな例についても、時々記してゆくことにします。
題して 「最近の若い者は・・・」 (^ム^)
全然 「題して」 いませんが、そこはスルーという方向で(笑


さて、先日遭遇したのはこんな場面でした。

とある御祈願があり、装束をつけて祈願者と共に本殿へ向かって進んでいた時です。
丁度、石段をのぼりかけていた男女2人連れの若い方がいましたが、私たちが石段の方へ進むのを認めると、2~3段上りかけていた石段を下りて、参道の脇に避けました。
祭典ではありませんので、特段道を空けるほどのことはしなくても良かったのですが、その態度に敬神の念を感じ取りました。

そういう気持ちの良い若者の横を通り石段をのぼると、階上には70代と思しき男性が、我々が進む前を右へ左へ・・・。
後ろから装束を付けた神主と祈願者が来ているのは認識しているようですが、その進路の妨げになるような動きで、一生懸命写真を撮っておいででした。

先の若者のように、上りかけた石段を下りてまで道を空けることはしなくても構いませんが、しかし装束をつけて進む神職の直前を横切るような歩き方というのはちょっといただけません。

時折、「えっ?」 と思うような場面に遭遇しますので、そんなことも時折記してゆきたいと思います。