2013年09月17日
童謡から学ぶ正しい日本語
先日より、童謡に関して触れる機会が重なりました。
その中で、歌詞が書き換えられてしまっているという事実を知りました。
1つは時代的背景によるもの、そしてもう1つは日本語が変容してしまっていることによるもの。
まずは時代的背景によって歌詞が変えられてしまった曲 「汽車ぽっぽ」 を現在の歌詞と、元々の歌詞を比較します。
この曲は大変人気があった童謡だそうです。戦後に軍事色を消すために歌詞が書き換えられてしまったのでしょうか。
不勉強にも、私は先日、とあるライブに参加するまで知りませんでした。
そのライブで20代女性シンガーがこの曲を歌っているのを聞いて初めて知った次第です(汗
(山口采生さんhttp://www.whizmusic.jp/ayaki.html:彼女の曲には教育勅語を歌ったものなどもあります)
さて、もう1曲は「桃太郎」です。こちらは正しい日本語が、誤った日本語に書き換えられてしまっているというちょっと困った現象です。
「汽車ぽっぽ」と同様に比較してみましょう。
変えられてしまっている箇所がわかりますでしょうか。
2番の冒頭が 「やりましょう」 から 「あげましょう」 に変えられてしまっています。
正しい日本語では、動物に「餌をやる」、植物に「水をやる」 なんですが、最近は「餌をあげる」「水をあげる」という表現をする方がいます。
その影響なのか、歌の歌詞も 「やりましょう」 が 「あげましょう」 に替わってしまっている本があるようです。
童謡の歌詞からでも、国語を学ぶことができるのです。面白いですよね。
その中で、歌詞が書き換えられてしまっているという事実を知りました。
1つは時代的背景によるもの、そしてもう1つは日本語が変容してしまっていることによるもの。
まずは時代的背景によって歌詞が変えられてしまった曲 「汽車ぽっぽ」 を現在の歌詞と、元々の歌詞を比較します。
「汽車ぽっぽ」(昭和20年) 汽車 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
僕らを乗せて
シュッポ シュッポ シュッポッポ
スピード スピード 窓の外
畑も とぶとぶ 家もとぶ
走れ 走れ 走れ
鉄橋だ 鉄橋だ 楽しいな
汽車 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
汽笛をならし
シュッポ シュッポ シュッポッポ
ゆかいだ ゆかいだ いい景色
野原だ 林だ ほら山だ
走れ 走れ 走れ
トンネルだ トンネルだ うれしいな
汽車 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
煙をはいて
シュッポ シュッポ シュッポッポ
ゆこうよ ゆこうよ どこまでも
明るい 希望が 待っている
走れ 走れ 走れ
がんばって がんばって 走れよ
「兵隊さんの汽車」(昭和13年) 汽車 汽車 ポッポ ポッポ
シュッポ シュッポ シュッポッポ
兵隊さんを乗せて
シュッポ シュッポ シュッポッポ
僕らも 手に手に 日の丸の
旗を振り振り 送りませう
万歳 万歳 万歳
兵隊さん 兵隊さん 万々歳
汽車 汽車 来る 来る
シュッポ シュッポ シュッポッポ
兵隊さんを乗せて
シュッポ シュッポ シュッポッポ
窓から ひらひら 日の丸の
旗を振ってく 兵隊さん
万歳 万歳 万歳
兵隊さん 兵隊さん 万々歳
汽車 汽車 行く 行く
シュッポ シュッポ シュッポッポ
兵隊さんを乗せて
シュッポ シュッポ シュッポッポ
まだまだ ひらひら 日の丸の
旗が見えるよ 汽車の窓
万歳 万歳 万歳
兵隊さん 兵隊さん 万々歳
この曲は大変人気があった童謡だそうです。戦後に軍事色を消すために歌詞が書き換えられてしまったのでしょうか。
不勉強にも、私は先日、とあるライブに参加するまで知りませんでした。
そのライブで20代女性シンガーがこの曲を歌っているのを聞いて初めて知った次第です(汗
(山口采生さんhttp://www.whizmusic.jp/ayaki.html:彼女の曲には教育勅語を歌ったものなどもあります)
さて、もう1曲は「桃太郎」です。こちらは正しい日本語が、誤った日本語に書き換えられてしまっているというちょっと困った現象です。
「汽車ぽっぽ」と同様に比較してみましょう。
本来の歌詞 桃太郎さん 桃太郎さん
お腰につけた 黍団子
ひとつ私に下さいな
やりましょう やりましょう
これから鬼の征伐に
ついて行くなら やりましょう
以降省略現在一部で教えられている歌詞 桃太郎さん 桃太郎さん
お腰につけた 黍団子
ひとつ私に下さいな
あげましょう あげましょう
これから鬼の征伐に
ついて行くなら あげましょう
以降省略
変えられてしまっている箇所がわかりますでしょうか。
2番の冒頭が 「やりましょう」 から 「あげましょう」 に変えられてしまっています。
正しい日本語では、動物に「餌をやる」、植物に「水をやる」 なんですが、最近は「餌をあげる」「水をあげる」という表現をする方がいます。
その影響なのか、歌の歌詞も 「やりましょう」 が 「あげましょう」 に替わってしまっている本があるようです。
童謡の歌詞からでも、国語を学ぶことができるのです。面白いですよね。
2013年09月09日
東京オリンピック
2020年のオリンピック開催地が東京に決定しました。7年後がとても楽しみです。
このオリンピック開催地決定に関して、こんな記事を見つけました。
1964年東京五輪が決まった時の総理大臣 岸信介(安倍の祖父)
札幌五輪が決まった時の総理大臣 佐藤栄作(安倍の大叔父)
2020年東京五輪が決まった時の総理大臣 安倍晋三
1960年東京立候補 落選 当時の首相鳩山一郎
2016年東京立候補 落選 当時の首相鳩山由紀夫
思わず頭の中を 中島みゆきの「時代」 が流れました・・・。
♪ まわる まわるよ 時代は まわる
♪ 喜び 悲しみ 繰り返し
このオリンピック開催地決定に関して、こんな記事を見つけました。
1964年東京五輪が決まった時の総理大臣 岸信介(安倍の祖父)
札幌五輪が決まった時の総理大臣 佐藤栄作(安倍の大叔父)
2020年東京五輪が決まった時の総理大臣 安倍晋三
1960年東京立候補 落選 当時の首相鳩山一郎
2016年東京立候補 落選 当時の首相鳩山由紀夫
思わず頭の中を 中島みゆきの「時代」 が流れました・・・。
♪ まわる まわるよ 時代は まわる
♪ 喜び 悲しみ 繰り返し
タグ :東京オリンピック
2013年09月05日
歴史は繰り返す。されど繰り返してはいけない歴史もある。
前回の更新が7月6日ですから2ヵ月間更新していませんでした。
この間、いろいろとあり、FBではつぶやいていましたが、それらを取りまとめてブログ化する時間がなく・・・。
いずれにしても2か月ぶりのつぶやきです。
伊太祁曽神社は木の神様をお祀りしている関係上、木材界の方たちとの関わりも深くあります。
そこで、木材関係の業界紙も購読していたりするのですが、その業界紙のコラムに、いつも「うんうん」とうなずくのがあります。
「世相雑感」というコラムですが、今回は9月5日号の内容を紹介します。
こんな日本に誰がしたと文句を言っても仕方がない。自身の手で日本を甦らさせるしかないのです。
それにしても、教育とはつくづく大切だと。
この間、いろいろとあり、FBではつぶやいていましたが、それらを取りまとめてブログ化する時間がなく・・・。
いずれにしても2か月ぶりのつぶやきです。
伊太祁曽神社は木の神様をお祀りしている関係上、木材界の方たちとの関わりも深くあります。
そこで、木材関係の業界紙も購読していたりするのですが、その業界紙のコラムに、いつも「うんうん」とうなずくのがあります。
「世相雑感」というコラムですが、今回は9月5日号の内容を紹介します。
▼昭和35年(1960)、岸信介首相の時の「安保闘争」に私も参加した。何故参加したのか判らない。国会議事堂前で「樺美智子さん」が亡くなり、彼女は安保闘争の殉教者になった。「いまこそ国会へ」の合言葉の下15万人(主催者側33万人)が国会議事堂を取り囲み、安保闘争は野火のように全国に広がった。最近、渡部昇一著の「決定版・日本史」を読んで、安保闘争はソ連と中国共産党の意をうけ、日本共産党・社会党が巻き起こした騒ぎと知った。すこし要約し引用する。
▼昭和26年(1951)、サンフランシスコ講和条約と同時に結ばれた安保条約は「アメリカは日本を防衛する義務もなく、アメリカが日本に基地を置き自由に使う」という一方的にアメリカに有利な不平等条約であった。それに対して岸首相は「平等な立場の軍事同盟」に改定しようとした。明治維新の時に諸外国と結んだ不平等条約を対等なものにしようと努力した明治の元勲と同じである。
▼ところがソ連は日米軍事協定に危機感をいだき、日本共産党を使って反対運動を起こした。それが大成功した。その時代背景には、「日本は悪い軍国主義、侵略国家である」「日本人に自分たちが悪かったという負の意識を徹底的に刷り込んだ東京裁判史観」がある、と渡部氏が指摘しておられる。
▼敗戦後の教育は「日本は戦争で悪事を仂いた」を国民に植え付けるため、戦前の教育・道徳の価値観を180度転換した。20万人とも言われる戦前の指導者をレッド・パージで公職から追放した。その空白を共産党や左派シンパ(敗戦利得者)が埋めた。東大の南原繁総長(吉田茂首相が『曲学阿世の徒』と評した)はじめ大学の教授が洗脳され、その教え子が全国の教育現場に行って、日教組を組織して偏向教育を行った。
▼世界中で国歌を歌わない国民、国旗を尊敬しない国民をつくったのは、日本共産党と社会党である。幸い社会党は今回の選挙で没落したが、不思議なことに共産党が躍進した。産経新聞は、民主党はコリゴリ、維新やみんなの党も素人集団で民主党の素人政治を彷彿とさせる。さりとて自民党には入れたくない若者が共産党に入れたのではないかと分析をしている。
▼しかし、国家の将来に確たるビジョンもなく、反対・反対しか言えない共産党に何ができるのであろうか。私は、不覚にもソ連が影で糸をひく共産党の誘導で安保闘争に参加した。今の若者が我々世代の轍を踏まないように敢えて忠告をする。付記:安倍総理が岸信介首相の孫とは、歴史の不思議を感じる。
(以上、東洋木材新聞より)
こんな日本に誰がしたと文句を言っても仕方がない。自身の手で日本を甦らさせるしかないのです。
それにしても、教育とはつくづく大切だと。