2013年11月18日
わかるかなぁ~?わかんねぇだろうなぁ~!?
昔、タイトルのようなフレーズが使われたCMがありました。
なんのCMだったかすら忘れてしまいましたが、割と頻繁にテレビで流れていた記憶があります。
ところでこの食材、輸入牛なんだけど国産牛使用って書いても大丈夫かなぁ?
「わかるかなぁ~?わかんねぇだろうなぁ~!?」
このブラックタイガー、フライにしたらクルマエビのフライって書いても大丈夫かなぁ?
「わかるかなぁ~?わかんねぇだろうなぁ~!?」
このみかん、県外産なんだけど和歌山産って書いても大丈夫かなぁ?
「わかるかなぁ~?わかんねぇだろうなぁ~!?」
(いや、和歌山のみかんと他産地のみかんはある程度わかるような気も・・・)
ってなやりとりがあったかどうか知りませんが、いろんなところで食材表記の偽装が問題になっています。
確かに嘘の表記をしていたという事実は問題ですが、しかしこれは食材を扱っている業者・店舗だけに責任があるわけではないように、私は思います。消費者にも少しばかり責任があるのではと・・・。
* 法的な意味での責任ではないです。また偽装した業者・店舗を弁護するものでもありません
なんのCMだったかすら忘れてしまいましたが、割と頻繁にテレビで流れていた記憶があります。
ところでこの食材、輸入牛なんだけど国産牛使用って書いても大丈夫かなぁ?
「わかるかなぁ~?わかんねぇだろうなぁ~!?」
このブラックタイガー、フライにしたらクルマエビのフライって書いても大丈夫かなぁ?
「わかるかなぁ~?わかんねぇだろうなぁ~!?」
このみかん、県外産なんだけど和歌山産って書いても大丈夫かなぁ?
「わかるかなぁ~?わかんねぇだろうなぁ~!?」
(いや、和歌山のみかんと他産地のみかんはある程度わかるような気も・・・)
ってなやりとりがあったかどうか知りませんが、いろんなところで食材表記の偽装が問題になっています。
確かに嘘の表記をしていたという事実は問題ですが、しかしこれは食材を扱っている業者・店舗だけに責任があるわけではないように、私は思います。消費者にも少しばかり責任があるのではと・・・。
* 法的な意味での責任ではないです。また偽装した業者・店舗を弁護するものでもありません
「○○産××」と表記する理由はいろいろあるのでしょうが、その1つには希少性を強調したいという場合があると思います。
希少商品というのは需要供給の関係から考えれば当然高価になりがちですし、入手量も少ない訳です。
しかしそういった商品について一生懸命宣伝をし、いろいろな方面で取り上げられて知名度が上がってくると流通量が増えてきます。ある程度の規模になると需要と供給のバランスが崩れて「供給不可」という事態が発生します。
供給不可となった時に、販売側が思い切って「品切れです」と言えるかどうかが、この場合の大きなポイントではないでしょうか?そして「品切れです」と言われた場合に消費者が納得できるかどうか・・・。
希少性を追い求めすぎるがゆえに、産地も細かく表記されるものがありますよね。○○県産ぐらいならまだしも、もっと細かく表記したり・・・。結果首を絞めていることがあったのではなかろうかと。
もう1つは、消費者が自分の目や舌で本当に商品がわかっていたのかどうかということです。
結局は宣伝や商品の表記に踊らされて、自分の感性で判断できなかったのであれば・・・。
別に私は「騙される方が悪い」というつもりはありません。あくまで「騙した方が悪い」と考えていますが、騙さざるを得ない状況を消費者自らが作り出してはいなかったかということです。
阪急阪神ホールディングスの告白から始まった一連の産地偽装事件ですが、振り返ってみれば阪急阪神ホールディングスはどこかから偽装を指摘されて謝罪したのではなく、自ら名乗り出た訳ですね。
このあたりも忘れ去られているように思います。
大量物流、大量消費、全国チェーン展開という現代が抱える商業形態をもう一度見直してみる契機かもしれません。
神社参拝などについてもいろいろなガイドブックが出されていますが、本来地域特性が非常に顕著だったはずなんです。
しかしこういったものの普及でどんどん画一化されつつある部分があることを懸念していたりします。
希少商品というのは需要供給の関係から考えれば当然高価になりがちですし、入手量も少ない訳です。
しかしそういった商品について一生懸命宣伝をし、いろいろな方面で取り上げられて知名度が上がってくると流通量が増えてきます。ある程度の規模になると需要と供給のバランスが崩れて「供給不可」という事態が発生します。
供給不可となった時に、販売側が思い切って「品切れです」と言えるかどうかが、この場合の大きなポイントではないでしょうか?そして「品切れです」と言われた場合に消費者が納得できるかどうか・・・。
希少性を追い求めすぎるがゆえに、産地も細かく表記されるものがありますよね。○○県産ぐらいならまだしも、もっと細かく表記したり・・・。結果首を絞めていることがあったのではなかろうかと。
もう1つは、消費者が自分の目や舌で本当に商品がわかっていたのかどうかということです。
結局は宣伝や商品の表記に踊らされて、自分の感性で判断できなかったのであれば・・・。
別に私は「騙される方が悪い」というつもりはありません。あくまで「騙した方が悪い」と考えていますが、騙さざるを得ない状況を消費者自らが作り出してはいなかったかということです。
阪急阪神ホールディングスの告白から始まった一連の産地偽装事件ですが、振り返ってみれば阪急阪神ホールディングスはどこかから偽装を指摘されて謝罪したのではなく、自ら名乗り出た訳ですね。
このあたりも忘れ去られているように思います。
大量物流、大量消費、全国チェーン展開という現代が抱える商業形態をもう一度見直してみる契機かもしれません。
神社参拝などについてもいろいろなガイドブックが出されていますが、本来地域特性が非常に顕著だったはずなんです。
しかしこういったものの普及でどんどん画一化されつつある部分があることを懸念していたりします。
Posted by 木霊 at 12:55│Comments(0)
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