2015年06月12日

自由民主党にモノ申す(その2)

先日(6月7日)、「自由民主党にモノ申す」と題して記事を書きました。
これはその続編です。

前記事では、集団的自衛権行使と日本国憲法の整合性について与党自由民主党推薦の参考人から「憲法違反」の判断が出されたことについて記しました。
この件についてはいろんなところで話題になっていていろんな意見が出されていますが、その中で気になる記事を見つけましたのでそれを紹介しておきたいと思います。

“違憲”学者を招致した役所に中国の手が入っている! 青山繁晴「ザ・ボイス」

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1734.html


青山繁晴さんについては御存じの方も多いと思いますので説明は割愛します。
どんな方か御存じない方はググってみてください(笑

さて、リンク先はニッポン放送のラジオ番組「ザ・ボイス」の内容紹介と、国会中継のキャプチャー画像などのテレビ画面が掲出されています。
詳しくはリンク先を拝見して頂きたいと思いますが、記事の主旨は参考人は政党が選んでいないということなんです。

これは青山さん自身が過去に国会に参考人招致された経験がありその時のやりとりを暴露すると同時に、氏が他の参考人について調べたところあらゆる証人は役所に丸投げであったことなどを暴露しています。
そして参考人を役所が選出する際の役所内のある動きなどについても言及しています。このある動きについては政権中枢にある方に問いただしたところ否定しないどころか肯定したことにも触れています。

どうやら、これが与党が招聘した(とされる)参考人が、与党の意図しない結論を導き出してしまった理由のようです。

ところで、衆議院憲法審査会では民主党の枝野幹事長が、自民党推薦の憲法学者が意見の立場をとったことを踏まえて自民党に強く批判を展開したわけですが、参考人招致に際して政党が選択していないことは民主党も当然承知している訳(民主党政権時代も仕組みは変わっていない様子)ですから、ある意味そのあたりを知らない人たち向けのパフォーマンスの意味合いも強いと感じます。
実際には、そんな内情はどうでもよくて、客観的には自らが推薦した人たちに反対意見を出されてしまうと、どうにも立場が弱くなるというのは当たり前のことですから、本件については従来までの慣例に任せるのではなく確認するなり、具体的に要望するなりすべきだったのかなと。(実際にそういうことができるのかどうかはわかりませんが・・・)
結局のところ、脇が甘いという印象を持たれてもやむなしと思うのです。

戦後70年、これまで何度も挑戦しながらも本格的に俎上に挙げることすらできなかった改憲問題。
抵抗勢力が多く、また強いことはあらかじめ分かっている訳ですから、もっともっと慎重に取り組んで欲しいと思うのです。


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