2012年03月17日

お魚の供え方

先日、お参りに来られた方から質問があったので、その内容と回答をこちらにも掲載しておきます。

Q,神棚に魚をお供えするときの向きを教えて下さい。お祭のときなどに注意してみているのですが、頭が右なのか左なのかすぐに分からなくなってしまいます。

A,頭が真ん中に向くようにお供えします。

簡単に言うと上のようになるのですが、もう少し詳しく説明します。(質問された方にも同じように詳しく説明させて頂きました)
まず、分かりやすいように、お家の神棚の中心から真っ直ぐに線を引きます。(実際に引かなくて結構です。頭の中で引いて下さい。)
そして、その線より向かって右側に魚をお供えする場合は、自分から見て魚の頭が左にします。
その線より向かって左側に魚をお供えする場合には、逆に自分から見て魚の頭を右にします。
もし、真ん中、つまり線の上にお供えする場合には、魚の頭は自分から見て右になります。
これは、真ん中が上位として、上位に頭を向けるという考え方によるものです。

そしてもう1つ決まりごとがありまして、海の魚はお腹が神様に向くように、川の魚は背中が神様に向くようにします。
海原(うなばら:海は腹)川瀬(かわせ:川は背中)と覚えると間違いません。

【補足】昭和17年に神社祭式ではこの「海原川瀬」について何ら故実がないとして魚は全て腹を神前に向けるように改正されたそうです。ただ、今もって「海原川瀬」でお供えしている神社も存在しています。


これらをまとめて図にすると、下のようになります。(例で示した魚は鯛(海魚)と鮎(川魚)です。

ちなみに、これは神饌としてお供えする場合の決まりごとですので、我が家のように自分達が食事で頂く料理を先ず神様にお供えするというようなときは、特段当てはめて考えなくてよいと思います。

おまけ
烏賊(イカ)と蛸(タコ)は同じ軟体動物ですが、供える向きが逆になります。
原則として上位に頭を向けるので、烏賊も蛸も頭が神様に向くように供えればよいはずなのですが、「剣先烏賊」と云うように烏賊の頭は尖っていて剣先を連想させるため、烏賊に限っては神様に足を向けるように供えます。これは干したスルメでも同様です。





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