2011年06月08日

駿河屋

和歌山市の老舗和菓子屋さんです。正式には「総本家駿河屋」だそうです。(以下「駿河屋」と表記します)
当神社の撤下神饌は駿河屋さんの和歌浦煎餅(玉子煎餅)です。焼印は当神社専用のものですが。

駿河屋さんは、もともと「鶴屋」といい、寛正年間に京都で創業したそうで、現在のような堅い練羊羹を開発した菓子屋とも伝えられているそうです。
天正年間に行われた豊臣秀吉による北野大茶会の引き出物として振舞われた「伏見羊羹」というのも、「鶴屋(後の駿河屋)」の羊羹だったとか。

その鶴屋は、やがて徳川家康とともに駿河国(静岡県)に移り、さらに徳川頼宣の紀州移転に従い紀州(和歌山県)に移ってきたそうです。そして紀州徳川御用達の菓子屋とされたといいます。
やがて、5代将軍徳川綱吉の長女鶴姫が紀州藩主嫡男の綱教にお輿入れの際、同じ名前は恐れ多いとして「鶴屋」の名称を「駿河屋」と変えたそうです。



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この記事へのコメント
木霊さま

お久しぶりで
ございますm(_ _)m

3月末より
体調悪しで
5日に2ヶ月ぶりに
和歌山へ行くことが
できました(^^)v

前に知人から
いただいた
駿河屋さんの
お煎餅 美味しく
帰りに和歌山駅店で
買いました(*^o^*)

ピンクの缶と
オレンジの缶(?_?)
店員さんに
訊ねたら
中身は一緒と…
(-^〇^-)

伊太祁曽神社さんでも
御使いとのこと
老舗店名の由来も
深いものが
ありますね☆
Posted by 串子 at 2011年06月08日 10:51
ブログの更新をサボっておりましたのでお久しぶりです(汗
「人に歴史あり」という言葉がありますが、人だけでなく土地にもお店にも歴史があります。当然長ければ長いだけいろいろと云われもあるわけです。
最近土地の名前がコロコロ変えられてしまうのが非常に残念でなりません。
100年先には「駿河」ってなに?といわれる時代になってしまっているかも??
そうならないように、いろんなことを次世代に語り伝えてゆかなくてはいけませんね。
Posted by 木霊 at 2011年06月09日 09:27
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