2011年03月21日

現代の特攻隊員

連日報道されている、東北地方太平洋沖地震による被害。

地震発生から10日が経過し、余震はまだ起こっているようだが、報道の中心は被災地への支援物資や復興状況、そして原子力発電所の状況へと移っている。

福島第1原発の事態は、原子炉と使用済み燃料の冷却が充分かどうかが大きな関心事であり、それに附随して飛散している放射線量が注目される。

いずれにしても、充分な冷却が行えないと、放射線量が増えるという状況には変わりが無く、発電所付近では以前高い数値の放射線が観測されていると報道されているのは、周知の通り。
そんな危険な場所であることは承知の上で、放水作業に従事されている 自衛隊員、消防隊員等々の方々には本当に頭が下がる。

一定以上の放射線を浴びれば、自らの体調に大きな異変をきたすことを承知の上で、臨んでいる。
勿論、それぞれに家族があり、大切な人がいるはずなのに・・・。しかも、自らの責任で播いた種でもないのに・・・。
おそらく、決死の覚悟で臨んでおられることと思う。

そういう意味では、特攻隊員と変わりないのではないだろうか?

特攻隊については、いろいろと意見や考え方があるのは重々承知している。
異論があるのは承知の上で、
「特攻隊員は志願兵であった」と記しておく。
日本の国を守るため、自分の大切な人を守るため、自己の命を張ることを選んだ方々。

その意味では、今回の原発放水作戦に従事された方は、現代の特攻隊員といえるのではないだろうか?
誰かがやらなくては、福島県を中心とした地域は放射線に汚染されてしまう。
打診があった方々は皆、断ることなく従事することを決めたと報道されていた。
公のために己の命を掛ける。これは本当に素晴らしいことです。

原発事故の拡散防止に、自らの命を張って、最前線で活動されている皆様に、最大級の敬意を払いたいと思います。



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