2016年04月04日

ベトナムで最も有名な日本人

東京都新宿区に花園神社という神社があります。
確か大通りに面していて、11月には酉の市で賑わう神社だったかと・・・。

その花園神社が毎月発行している社報にこんな一文が掲載されていました。

当社報で述べている千野境子女史(引用者注:産経新聞元論説委員長)が、ホーチミン市で会ったテレビ局のディレクターに「ベトナムで最も有名な日本人は誰ですか」と質問すると、「明治天皇」と答えられたという。やはり、ほとんどが植民地となったアセアンの人々にとって、日本がロシアに勝ったことで、植民地からの脱却がはかられるとの期待からくるのだろう。しかも、英雄ではなく天皇を挙げられたことは、今日の日本人より天皇を高く偲ばれているように思われる。オバマ大統領が天皇陛下の前で背中を直角に折り曲げていたのが印象深い。

ASEAN諸国と言ってすぐに国名が出てこない人も多いでしょうが、1967年の発足時にはインドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、そして1999年にはカンボジア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオスを加えた10カ国体制となり、東南アジアのすべての国を含む組織となりました。そうです、ASEANもアジア諸国です。
日本のマスメディアはアジアというと、中共(中華人民共和国)と韓国を主として指して報じることが多いのですが・・・。

あとは、多くを語りません。