2013年06月14日

何をやりたかったのだろう??

西暦2020年(平成32年)のオリンピック開催に名乗りを上げている東京都ですが、猪瀬東京都知事は昨日(6月13日)に安倍総理大臣、下村文部科学大臣と、五輪誘致に関する会談を行ったそうです。
そのことが、昨晩のTVニュースで流れていました。

猪瀬都知事 総理と会談 五輪招致「盤石態勢で」

テレビ朝日系(ANN) 6月13日(木)22時34分配信
 13日夜、東京都の猪瀬知事が総理公邸を訪れ、安倍総理大臣と下村文部科学大臣らと会談を行った。

 猪瀬直樹東京都知事:「国家戦略でありますので、きょうは総理大臣と文科大臣と都知事という3者で結束を固めたと」
 会談では、2020年の東京オリンピック招致に向けて、政府が財政面で保証していくことや今後の取り組みなどについて意見交換が行われた。
 猪瀬直樹東京都知事:「東京の魅力をどういうふうにアピールするかということを話し合って。東京都自身がきちんとした基金を持っています。しかも、そのうえで政府が財政保証をする。こういう盤石な態勢で挑むということをきょうは改めて確認して、すでに確認していることですけども、何度も何度もお互いに気持ちのうえでも確認し合った」「(Q.トルコの国内情勢の不安定については?)他都市のことについては触れません」.
最終更新:6月14日(金)0時17分

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20130613-00000047-ann-soci


その中で首を傾げたのが、都知事からの一連のコメントの後に出された記者からの質問。
なぜあんな質問をするのでしょうか?その質問の意図はなんだったのでしょう?

実際の会見ではもっといろいろと質問が飛び交ったかもしれません。もしそうだとすれば、なぜあの質問が選択されて放送されたのか。これも大きな疑問です。

都知事は以前に五輪誘致に立候補している他都市の批判をして注意を受けたという過去がありますが、それを狙っての揚げ足取りの質問であったのなら、全く低俗な記者であり、選択した編集者であり、許可したディレクターということになります。
この放送局が、局を挙げて五輪誘致に反対なのであれば、それは納得できますが・・・。
(もしそうならば、東京オリンピックが開催されることになっても、当該放送局は中継・結果報道はしないというポリシーを見せてほしい)

しかし、単純に考えて報道に携わる分野では五輪誘致に成功した方が、いろいろと企画も立てられるでしょうから良いのではないかと、素人ながら思う訳です。

結局、政治家などの揚げ足取りをするのが、最近のマスメディアの風潮ということでしょうか・・・。

もう2か月すると8月15日になります。
今年も九段坂の上では、閣僚に向かって 「公人ですか?私人ですか?」 といった無意味な質問がされるのでしょう。
そして、質問している記者自身が、自分の質問の意味を理解していません。
全くもって低俗な話です。