2013年06月06日

最近の若い者は・・・

「最近の若い者は・・・」 こういうフレーズで始まる内容は、大抵年長者が若者に対して苦言を呈する時に用いられます。

神社仏閣に熱心に参拝参詣するのは年長者と相場が決まっていましたが、最近は変わってきています。
そして若者の方が正しい作法でお参りしていたりすることもしばしばあります。

むしろ「最近の若い者は・・・」と言う世代に対して「最近の年長者は・・・」と言いたくなる事もしばしば・・・。

そんな例についても、時々記してゆくことにします。
題して 「最近の若い者は・・・」 (^ム^)
全然 「題して」 いませんが、そこはスルーという方向で(笑


さて、先日遭遇したのはこんな場面でした。

とある御祈願があり、装束をつけて祈願者と共に本殿へ向かって進んでいた時です。
丁度、石段をのぼりかけていた男女2人連れの若い方がいましたが、私たちが石段の方へ進むのを認めると、2~3段上りかけていた石段を下りて、参道の脇に避けました。
祭典ではありませんので、特段道を空けるほどのことはしなくても良かったのですが、その態度に敬神の念を感じ取りました。

そういう気持ちの良い若者の横を通り石段をのぼると、階上には70代と思しき男性が、我々が進む前を右へ左へ・・・。
後ろから装束を付けた神主と祈願者が来ているのは認識しているようですが、その進路の妨げになるような動きで、一生懸命写真を撮っておいででした。

先の若者のように、上りかけた石段を下りてまで道を空けることはしなくても構いませんが、しかし装束をつけて進む神職の直前を横切るような歩き方というのはちょっといただけません。

時折、「えっ?」 と思うような場面に遭遇しますので、そんなことも時折記してゆきたいと思います。