2012年02月06日

日本の領海と排他的経済水域

「日本地図を書きなさい」 と言われて、大抵の方は描けると思います。(厳密にという意味ではなく大雑把な形態で可)
それでは、日本の領海とか排他的経済水域になるとどうでしょう?

ちなみに、私は描けません。領海は海岸線から最大12海里、排他的経済水域は最大200海里とは知っていますが・・・。
日本は島国ですから、本当はこういった知識や具体的なエリアは知っていなくてはいけませんね。
少なくとも学校では教える必要があるかと。

インターネット上で、日本の領海・接続水域・排他的経済水域を記した地図を見つけましたので転載させてもらいます。


領海というのは、その国の主権が及ぶ範囲です。
排他的経済水域は漁業や海底資源などの管理をする権利が及ぶ範囲になります。
接続水域と言う言葉は初めて知りましたが、海岸線から24海里までの範囲で、通関や出入国管理、衛生などについての取締りができるエリアだそうです。

いずれも、最大範囲が定められていますが、隣国の領海・接続水域・排他的経済水域と重なる場合の線引きについては決まりごとがあります。
つまり、この地図で陸地を基点に同心円状ではなく変形している部分については、隣国と何らかの事情がある場所ということですね。
そしてそのエリアは即ち、領土・領海問題が発生している可能性があるエリアでもあるわけです。