2011年08月13日

お墓参り

お盆になりました。最近はお盆休みに海外に行く人も大変多いようですが、お盆休み本来の意味が忘れ去られてしまっていますね。

神道とお盆は関係が無い様に思われがちですが、全く無縁という訳ではありません。
祖先崇拝という考えは神道においても非常に重要なことであり、従ってこの時期に勿論墓参りに行きます。
私のご先祖様は神式で祀られていますが、やはりお盆にはちゃんと榊をお供えしてお参りをするのです。

Yahoo!ニュースに「墓参りって何のためにするの?」というのが流れていました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110812-00000007-rnijugo-ent

ここに記されている方々のご意見についていちいち触れるのはやめておきますが、気になったのは最後に記されている「その道のプロ」とされる方のコメント。

「一般的な回答としては、ご先祖様に結婚や出産などの家族の出来事を報告するためとか、亡くなった方のご冥福を祈るためであるとか言われています。(中略)それ以上に大切なことがあると考えています。それは、お墓参りをすることによって、冷静に自分自身を見つめなおすことができるということです」(お墓参り代行サービス)


"お墓参りをすることによって、冷静に自分自身を見つめなおすことができる" ことが大切だと考えるなら "代行" ではダメですね。
「お墓参り代行サービス」としては、完全に自己矛盾をしたコメントで笑ってしまいました。  


Posted by 木霊 at 10:30Comments(0)伝統・文化